転職活動は事前準備が大切で、特に面接においての回答をどれだけ想定して用意できるかによって内定を取れる確率は大幅に変わってくるのです。
20代と比較すると、30代の転職活動ではキャリアが重視された質問が多くなるため、実は企業からの質問が想定しやすくなります。質問は大きく2つに分かれており、1つは年代に関係のない自己紹介や残業が可能かどうかなどの基本的な質問で、もう一つはキャリアに大きく関連する質問となっているのが特徴です。
30代のキャリア関連で必ず聞かれる質問としては、志望動機や前職を辞めた理由などがあります。この2つの質問に関係づけて、前職の仕事内容やこれまで出してきた仕事の実績についても聞かれますので、仕事内容に関してはできるだけわかり易く簡潔に伝え、実績に関しては数字情報などを織り込みながらもできるだけ具体的に話すようにしましょう。
その後、どのような仕事をしたいかという質問をされたなら、将来的なキャリアプランをある程度盛り込みながら中長期的に仕事をしていきたいと答えることが重要なポイントとなります。自分の想定しているキャリアプランの中に転職があり、それが自分にとってメリットをもたらすということを上手く伝えていけるように、面接での回答を考えておくことが必要となってくるでしょう。
30代でキャリアについて聞かれることは、当然ですが想定内と考えてください。ですから、こういった質問に対してなるべくスムーズに対応できるように、キャリアチェンジの理由を含めて予め用意しておくことが内定を獲得する決め手となるのです。